ロータリー情報委員会 山田委員長

azuma

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ロータリー情報委員会の山田委員長より「ロータリーの未来について」お話をいただきました。

 

■ロータリーの未来について

ロータリーでは、毎年リーダーの交代が行われる。この事は変化が激しく、長期の予測が極めて困難であることからも、極めて意味のあるシステムと理解できよう。

創始者ポール・ハリスの話について、現RI会長とRI会長エレクトは次のように述べたという。

「ロータリーの物語は何度も書き換えられなくてはならない」

と。これに対し、一方は「ロータリーは変革を遂げ、時代の変化に対応し、前進しているが、その活動がどのようなものであっても、ロータリーをロータリアンたらしめる神髄が変わることはない」と言う(「ロータリーの友」64巻3号,2016年3月)。

この引用は相反する話ではなく、実は同じ主張が語られているのだと考える。

時代・環境の変遷の中で「何を守るべきか」「何を変えるべきか」について慎重に考慮し、その結果について、強力に実行すべき時が来ていると思われる。

Strategicの日本語訳は「長期計画」から「戦略計画」となっている。

ロータリーの戦略計画の一つに「公共イメージと認知度の向上」がある。鈴木秀憲(吹上RC)の「公共イメージについて考える」主張について紹介したい。彼は「世間が必要としていることを行えば、結果として『ロータリーの公共イメージ』がアップする」と考えている。肝心なことは「奉仕活動をどのように行うか」である。この事について他のクラブと合同でやる試みの大胆な提案である。

公益性の強い奉仕事業であればあるほど、公共イメージや認知度は向上するであろう。

最後に、東良輝ガバナーの信条を繰り返す。

「ロータリーの原点に立ち戻り、輝かしい未来の礎を築こう」

2016/3/22