ロータリー財団100周年
ロータリー財団100周年
創立100周年を迎えるロータリー財団
財団創設から100年となる2016-17年度は、盛大な祝賀の1年となります。ソウルで開かれる2016年ロータリー
国際大会を皮切りに、2017年アトランタ国際大会で祝賀がピークを迎えます。
ロータリー財団100年の節目を皆さんもご一緒に祝いましょう。
「世界でよいこと」をしてきた1世紀
「自分のためだけに生きるべきではありません。人によいことをする喜びのために生きるべきなのです」
アーチ C. クランフ(クラブ会長に宛てた1929年2月5日付の書簡より)
1917年のアトランタ大会で、当時のアーチ・クランフ会長のひらめきによってロータリー財団の種が播かれました。
26ドル50セントの初めての寄付から、大きな資産を擁する財団に成長したロータリー財団。これまで、プログラムと
プロジェクトに授与された補助金や奨学金の総額は30億ドルを上回り、世界中の何百万人という人びとの人生を変え
てきました。
<ロータリーのポリオ撲滅活動>
ロータリーの最優先活動は、1985年に開始した世界ポリオ撲滅活動です。世界に先駆けてこの活動を始めたロータリー
は、1988年に世界ポリオ撲滅推進活動(GPEI)の主要パートナーとなり、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、米国疾病
対策センター(CDC)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とともにポリオ撲滅に全力を注いでいます。
これまでにロータリーがポリオ撲滅に寄せた資金は15億ドルに上り、ロータリー会員も懸命に予防接種のボランティア
活動にあたってきました。ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、2018年まで、ロータリーが集めた資金(毎年3500万ドルを
上限)に対して2倍の額を上乗せするかたちで提携しています。活動の開始当初には毎年35万件だったポリオの発症数は、2015年に71件となり、ポリオの発症は99.9パーセント減少しました。
2016/6/1